カテゴリー別アーカイブ: デトックス

体機能5-消化編「炭水化物と食物繊維2」-|KENKOES山頂|

体機能5-消化編「炭水化物と食物繊維2」のお話。

前回の続きで今日は食物繊維について

もう少し掘り下げてみたいと思います。

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大量のラクトース
(とくにラクターゼが欠乏している人の場合 )、
フルクトース、スタキオース、ラフィノース、
および糖アルコール
(たとえばソルビトール、マ二トール
キシリトール)
を摂取すると、
これらの糖類が相当量吸収されずに
結腸に入り
(Levin, 1994;
Rumessen and Gudmand-Hoyer, 1988)、
ガスと軟便が増える可能性がある。
[食品・栄養食事療法辞典p15より引用]
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ラクトースは乳糖ですから、

乳糖不耐症はラクターゼの量の個人差により

なりやすい・なりにくい人に分かれる

と思われます。

 

またソルビトール、マ二トール、

キシリトールはよく市販のガムの甘味料

として入っていますので

食べ過ぎにより胃腸の調子が悪くなる

可能性があります。

 

普段当たり前のようにとっているものでも

個人差によって体へのダメージは変わってくる

わけです。

「みんな食べてるから」

というのは安心材料にはならないと

心してください。

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唾液にもアミラーゼにも、
構成糖をつないでいる
β-1,2結合とβ-1,4結合
を分解する能力がないので、
ヒトには消化できない形の炭水化物-
セルロースヘミセルロース
ペクチン、ゴム質、その他の食物繊維-
がある。

これらの炭水化物は、
あまり変化しないまま結腸に入り、
そこで一部が結腸細菌によって
発酵分解される。
しかしヒトと違って牛などの反芻動物は、
これらの炭水化物をこぶ胃の中で
細菌によって消化するため、
高繊維食物を食べて生存できる。

他にもヒトがあまりよく
消化・吸収できないレジスタントスターチ
(難消化性デンプン)を含む糖類があり、
それらを摂取すると
相当量のデンプンと糖が
結腸に入ることになる。

レジスタントスターチと
数種類の食物繊維は、
発酵してSCFAとガスになる。

消化酵素に抵抗するデンプンは、
豆類や全粒穀類のような
タンパク質と繊維が多い植物性の食物
に含まれる傾向がある。

食物繊維の一種であるリグニンは、
シクロペンタンで構成されており、
溶解しにくく発酵もしない。
[食品・栄養食事療法辞典p15より引用]
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人間と牛などの草食動物ではこのように

胃腸の構造が違うのです。

牛は草からタンパク質を体内で

作り出すことができますが

人間の場合は草からタンパク質は

作れません。

食べ物のバランスを考えるよいヒントに

なりそうです。

 

豆類は消化しにくいですから

頻繁にとるのは胃腸の負担になる

可能性があります。

全粒穀類はパンに使う全粒粉や玄米として

ビタミンやミネラルをとれるので人気がありますが

消化しにくいことを利用して

腸の中の残余物をともに外に排出する

「腸のデトックス」

のために使われることも多いようです。

 

何気なく食べているものにも多くの性質や

効果が隠れています。

うまく使いこなしてみてください。

Brown rice.jpg
Brown rice“. Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.

油でステロイド要らず-|KENKOES山頂|

アトピーにステロイド軟膏を使うことに対する

医師と患者の間に溝が深まりつつある、

そんなことを感じさせるニュースがこちら。

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横浜市にある医院が、
アトピー性皮膚炎の患者に
「使っていない」
と説明していたステロイドを含んだ
クリームを処方していた問題で、
横浜の弁護士グループは、
19日夜の説明会で、
ことし夏ごろまでに
院長に損害賠償を求める訴えを
起こす方針を明らかにしました。
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ステロイドは副腎皮質ホルモンを含んでいます。

炎症を防ぎ、皮膚を回復させる目的です。

しかし、外部からであっても

これを定期的に使うことは、

自分で副腎皮質ホルモンをつくる能力を下げ、

ひどいときには

副腎疲労(アドレナルファティーグ)

になってしまいます。

まずは、なぜアトピーがでているのか

学ぶ必要があります。

 

1) 原因物質の除去(デトックス)

リノール酸を多く含んだ植物油

(紅花油・コーン油)は

リノール酸(オメガ6)が多すぎて

オメガ3とオメガ6のバランスが崩れるため

体内で大量のビタミンを消費し、

ビタミンが足りなければ

炎症を引き起こします。

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リノール酸の欠乏により、
髪のパサつきや抜け毛などのほか、
創傷の治癒の遅れが見られる。
また、血中コレステロール値や
中性脂肪値を一時的に低下させる
働きがあるが、
過度の摂取はアレルギーを悪化させたり、
大腸癌などのリスクを高める。
[wikipedia リノール酸 より]
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しかし油成分は体に必要なもの。

良質なオイルは腸内を健康に保ち、

排泄を促進してデトックスができるからです。

 

リノール酸の少ない、

オメガ3オメガ6のバランスがとりやすい

エクストラヴァージンオリーブオイル

フラックスシードオイル(亜麻仁油)

がおすすめです。

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同じ不飽和脂肪酸でも
オメガ-6は諸刃の剣を持つ
素質があります。
また、オメガ-3には、
オメガ-6ファミリーが持つ
諸刃の剣の素質を抑えてくれる
作用も ありますので、
オメガ-6とオメガ-3を
「3:7」
ほどの比率で摂取することが
望ましいと考えますが、
フラックスオイルは正に
この比率でオメガ-6とオメガ -3
を含むベストなサプリメント
[臨床栄養士のひとり言
 第618回 必須脂肪酸 最終回 より]
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また、フラックスシードオイルに含まれる

アルファリノレン酸は、抗炎症作用をもつ

プロスタグランジンの原料となります。

各種ビタミン・ミネラルとともに摂取すれば

各種皮膚炎をおさえる作用が期待できます。

 

エクストラヴァージンオリーブオイルは、

スーパーなどで安く売っているものは

酸化していたり、添加物だらけであったり、

質が悪い偽装品がとても多いらしいので

できればイタリア・スペイン産の

信用できるオイルを選びましょう。

 

また牛乳やお菓子、添加物まみれの加工食品

もアレルギーを引き起こします。

食生活を見直し、できるだけ素材をいかした

シンプルなものを食べるとよいでしょう。

 

刺身や、野菜と肉のスープなどで

積極的にビタミンとタンパク質をとり、

皮膚の再生を促進するのです。

 

2)栄養不足の解消

アトピーをひきおこす炎症成分を除去する

ビタミンB群を積極的に接種しましょう。

アトピーがひどいときはサプリでもよいでしょう。

可能であればビタミンCもあると安心です。

 

3)軽い運動

軽い運動で血流を改善し、

デトックスを促進させます。

無理のない適度な運動でかまいません。

体に負担をかけるような激しい運動は

逆効果です。

 

これら3つを徹底すれば

かなり改善できるはずです。

私も昔からアトピーがありましたが、

これらを実行してからは

ほとんどでてくることはなくなりました。

昔つかっていたステロイドももう使うことは

ないでしょう。

 

ステロイドは嫌だ、でとどまらずに

その先の知識を自分で学び続けることが

自分や家族を救います。

 

医者にかかるまえに自分でできることを

やってみてくだい。

知っているだけでかんたんにできることも

多いですから。

ステロイド処方問題で提訴の方針 横浜

川と緑

アレルギーを食べて克服-|KENKOES山頂|

アレルギーを食べて克服というお話。

食べてアレルギーを克服する方法があるそうです。

 

アレルギーの対処法は「除去」が中心。

しかし、それとは反対に少量のアレルギー物質を

一定期間とる「経口免疫療法」なるものが

最近注目されています。

 

ホメオパシー」という自己治癒力を引き出す療法に

「あえて少量の毒をもって体の力を引き出す」

考えがあるようですが、

何か関係があるのか気になるところです。

 

しかしこの経口免疫療法、実際の効果はまだ低く、

厚生労働省の研究によると

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「治ったと思われる患者は1~5割程度で、
副作用が重い場合も3~5割あって、
慎重に行なう必要がある」

とのことで、

「現時点では一般診療として推奨しない」
と結論付けた
(2012年1月24日 朝日新聞)
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ということだそうです。

 

現在もこの状況が改善されていなければ

かなりリスクの高い長期間の負担を強いられる

治療法といえるでしょう。

的確な「除去」が確実です。

 

また、そもそもアレルギーになぜなったのか?

それを学ばない限りはずっと治らないはずです。

牛乳などそもそも必要ないばかりか

子供の胃腸にとってダメージになる可能性が

考えられます。(主に乳糖不耐症による)

ですから牛乳は除去の一択だと思います。

 

みんな食べてるからとか体にいいから

というイメージでなく

本当に体が求めるものは何かを自ら学び、

経験するとよいでしょう。

 

お菓子や牛乳、カップラーメンなどばかり

食べてアレルギーになっても

それは体の正しい反応です。

 

体を痛める加工食品をやめ

体を回復させる栄養のつまった

食べ物を食べることが基本です。

そういうものは基本おいしいと私は思います。

 

一生が80年とすると生涯の食事の回数は

1日3食と仮定したら「87600回」。

その内容であなたの人生の質が決まります。

食事はおいしく、楽しく!

アレルギー、食べて克服
医師が指示、少量摂取で耐性

肉と野菜

野菜3 ゴーヤ-|KENKOES山頂|

野菜3 ゴーヤについて。

ゴーヤを切っていたら、

中が赤いものを発見しました。

悪くなっているのかと思い調べたら、

熟する過程で赤くなるのだそうです。

 

最終的にはゴーヤ本体は黄色に、

種が赤になっていくそう。

ただ、シャキシャキした食感と苦みは

薄れてしまいます。

 

ゴーヤといえば緑と勝手に思っていましたが

黄色いゴーヤもいつか食べてみたいです。

 

ゴーヤはビタミンC・カリウム・

カルシウム・マグネシウム

を豊富にふくみます。

 

また、苦みの成分である「モモルデシン」は、

肝機能を高め、血糖値の降下に

効果があります。

胃液の分泌を促して食欲を増進させる

作用もあります。

食欲がないときにはもってこいですね。

 

南国パワーのゴーヤは中の白い部分も

食べられます。

白い部分にはビタミンCが3倍ほど

外側より多く含まれているそうです。

捨てないで食べてくださいね!

ゴーヤの赤い種

ゴーヤの赤い種

デトックス成分6 ペクチン-|KENKOES山頂|

デトックス成分6 ペクチンについて。

柑橘類・リンゴに多くふくまれる

ペクチン」です。

 

ペクチンはほとんどが大腸で

バクテリアによって分解発酵され、

そこから細胞の老化を抑えるといわれる

ブチル酸を作り出します。

 

また、ペクチンが多糖類であることに加え

ペクチンからできる短鎖脂肪酸により

整腸作用ももっています。

 

そして何よりデトックス。

ペクチンにふくまれるガラクツロン酸

体内の水銀や鉛などの重金属と結合し、

体外に排出してくれます

キレーション効果)。

 

整腸作用とデトックス。

二冠王のペクチンをリンゴや柑橘類で

ぜひ試してみてください。

 

でも食べ過ぎはアレルギーの元ですから

バランスを心がけていきましょう。

リンゴ

リンゴ

柑橘類

柑橘類

農薬基準-|KENKOES山頂|

農薬基準の緩和についてのお話。

農水省が農薬基準の緩和を

打ち出しました。

以下は引用です。

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「厚生労働省が2月上旬にも
ミツバチ大量死の原因とされる
ネオニコチノイド系農薬クロチアニジン
を含めた農薬の残留基準値を
引き上げると報道された。

クロチアニジンの場合、
シュンギクは50倍、ミツバは1000 倍、

カブの葉にいたっては2000倍と
大幅に緩和される見込みだ。」
[農水・厚労省、残留農薬基準値を
 最大2000倍に緩和へ]
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現在でさえ日本の残留基準値は

ヨーロッパの2倍~100倍も

緩く設定されていると

グリーンピース・ジャパン

表明しています。

 

欧州食品安全機関

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「ネオニコ系農薬
アセタミプリドイミダクロプリド)は
人間の学習や記憶のような機能に関係する
神経と脳の構造発達に有害な影響を
与える可能性がある」
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と発表しています。

 

食べ物の汚染がよりいっそう

深刻なものとなってきました。

 

TPPによる遺伝子組み換え食品

だけではありません。

放射能もそうです。

 

日本人は食生活を根本から

見直さなければ健康な暮らしは

到底おくれないと言ってよいでしょう。

 

とりあえずは「知ること」。

この農薬基準の緩和によって、

将来病気になる人の割合は

増えることでしょう。

 

体の排毒システムについても

もっと学ぶ必要があります。

これは静かな戦いです。

敵は果たして誰なんでしょうか?
ミツバチ
ミツバチ

デトックス成分5 セロリとアスパラガス-|KENKOES山頂|

今日は成分ではなく

野菜をピックアップします。

 

セロリ」と「アスパラガス

嫌いでしょうか?

 

どちらも独特のにがみがあり、

子供が食べたがらない

野菜の一つです。

 

でも「良薬口ににがし」という通り、

解毒に役立つんです。

 

セロリもアスパラガスも

水分を排泄する機能があり、

これにより腎臓がきれいになります。

また利尿作用にともなう

血流量の増加により、

肝臓の働きにもよい影響を

与えてくれます。

 

アスパラにふくまれる

アスパラギン酸には血圧を下げ

代謝を促進させる効果もあります。

 

ぜひセロリとアスパラガス、

苦みを我慢して食べてみてください。

アスパラガス

アスパラガス

デトックス成分4 ケルセチン-|KENKOES山頂|

「ケルセチン」を耳にしたことがあるでしょうか。

ケルセチンは水銀などの有害ミネラルを排出し、

優れた抗酸化、抗炎症作用も持っています。

アレルギー反応をおさえるのにも有効で、

アレルゲンであるヒスタミン

抑制する作用があります。

ヒスタミンは食べ物を長期間保存する過程で

時間が経つにつれ増加します。

発酵食品や保存食品をよく食べる方で

頭痛や鼻づまりなど各種の炎症がある場合、

ヒスタミン不耐症も考えられます。

花粉症や喘息、ヒスタミン不耐性に悩む方には

ケルセチンを試してみる価値があるでしょう。

 

また、インフルエンザの防止にも役立ち、

ビタミンCの吸収も高めてくれます。

なんだかいいところばかりですね。

デトックスと抗炎症のエースといったところでしょうか。

 

ケルセチンはレタスやブロッコリーにも

含まれていますが、

もっとも多く含むのはタマネギです。

なかでもタマネギの茶色い皮に

ケルセチンがもっとも多く含まれるとのこと。
[臨床栄養士のひとり言より]

茶色い皮の部分を60-70℃くらいの湯で

30分ほど煎じ10分ほど蒸らして飲むとよいそうな。

無農薬タマネギなどでぜひ試してみてください。

タマネギ

タマネギ

野菜2 大根-|KENKOES山頂|

野菜2 「大根」をとりあげます。

大根おろし・煮物、

どちらで食べるのがお好きでしょうか。

大根にはアミラーゼプロテアーゼリパーゼ

多くの消化酵素が含まれています。

これにより胃腸での消化がスムーズになり

効率的に消化ができるようになります。

食物繊維も豊富で腸内環境を活発にし、

便の排出を促します。

ビタミンCなどの栄養も含まれている

理想的な野菜の一つです。

 

ただし、酵素は48℃になると

死んでしまいますので、

生ですりおろして食べるとよいでしょう。

 

特に油物や肉料理のときに

一緒に食べてみてください。

おまけに、大根の葉っぱについて。

葉っぱにはビタミンC・カルシウム・

ビタミンK・鉄分が

豊富に含まれています。

ほうれん草より栄養量が多いそうです。

ぜひ、捨てずに食べてみてくださいね。

大根

大根

デトックス成分3 油-|KENKOES山頂|

今日は「油」です。

油といえば、お弁当やお惣菜の材料として

広く使われているのが

キャノーラ油大豆油です。

これらはオメガ6という種類の油です。

 

これらは安価で手に入りますが、

体にいいものではありません。

抽出の段階で、脱臭・漂白・熱処理などにより

必須脂肪酸も破壊され、

人体で代謝されず活用されない

トランス脂肪酸に変化してしまいます。

 

このトランス脂肪酸およびオメガ6の過剰摂取が

アトピー・喘息などのアレルギー反応を引き起こす

主原因の一つと言われています。

マーガリンなどもトランス脂肪酸を含むものが

多いようです。

 

これに対し、オメガ3という油があります。

魚油・エクストラバージンオリーブオイル

亜麻仁油などがオメガ3です。

 

体が求める油の比率は、

「オメガ3 : オメガ6=7 : 3」

だそうです。(臨床栄養士のひとり言より)

普段の外食等で否応なくキャノーラ油などの

オメガ6を摂取していますから、

意識的にオメガ3をその倍ほど多く

とらなければなりません。

 

オメガ3の良質な油は、腸を保護し、

排便を促進し、さらに抗酸化力を高めてくれます。

炎症をおさえる方向にもっていくということです。

 

また、体にたまる毒素のうち

脂溶性のものは体の脂肪分の中に

入り込んでいます。

医薬品を多用する方は、

脂肪分の中に有害化学物質が混ざっている

可能性があります。

 

しかし、良質のオメガ3をとり続けることで

体内の脂肪が新しいものに変わりながら

毒素を排毒させることができるのです。

これは脂肪分からできている脳も一緒で、

水銀などの毒素も脳にたまっていくそうですが

それも同じようにデトックスできます。

しかし、脳の場合は脂肪の入れ替えに

時間がかかるようで、

体が1年とするならば、

脳は7年くらいかかるようです。
[水銀の排泄について 栄養医学研究所]

 

しかし、オメガ3とオメガ6の配分に気を付け、

良質のオメガ3

(エクストラバージンオリーブオイル等)

をとり続けるだけでいいのですから

誰でも継続可能です。

 

ちなみに、良質な油というのは、

農薬などを使っていないよい原材料を使って

低温圧縮でできたものです。

高温で圧搾したり化学物質で抽出したりすれば

良質な成分は破壊されてしまいます。

エクストラバージンオリーブオイルも

コールドプレス(低温圧縮)」

と記載のあるものがよいでしょう。

基本、良い油は美味しいですから

難しく考えずに味わって楽しんでくださいね。